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調査業務
3Dレーザースキャナー
●3Dレーザースキャナーとは
離れた所から、高精度な3次元座標を瞬時に取得できる測距儀です。短時間で複雑な環境や地形の詳細な3次元イメージを正確にカラーデジタル再生された何百万という点郡で表現されます。
●特徴(character)
1.位置情報が瞬時に測定できる。(X,Y,Z,RGBと輝度)350mまで計測可能なので、人が近づけない災害箇所等で活用できる。
2.データと写真の重ね合わせができる。
3.計測データの事前と事後の比較が出来る
4.3次元完成予想図が段階的に見られる。(地元説明会等で効果的)
5.土量計算や面積計算及び断面計算において、任意の箇所で計算できる。
6.CADデータとして活用できる。
7.維持管理システムやGISに利用できる。
●観察風景・3Dスキャナー観測事例
構造物ひび割れ調査
●「KUMONOS」~地上から行うひび割れ3次元計測~
KUMONOSとは、クラックスケールを内臓した測量器(トータルステーション)です。離れた場所からひび割れの幅と形状の計測を行い、再現性の高いCAD図面(3次元にも対応)を作図致します。
●特徴(character)
1.50m先にある0.2mmの幅のひび割れを計測出来る。
2.離れた場所から、軽装備で安全(高所での作業が不要)かつスピーディーに計測することができる。
3.正確なデータにより、繰返し計測を行うことで経年変化を確認出来る。建物の形状も同時に計測する事で、立面図の再現が出来る。
4.自動図化により工期の短縮が出来る。
赤外線(サーモグラフィ)調査
赤外線サーモグラフィとは、赤外線カメラの撮影により外壁の劣化状況(浮き)を調査する方法です。 太陽光線により外壁表面が受けた熱は、温度勾配により躯体へと伝播していきます。しかし、浮きが発生している場合、浮きの空気層が熱の伝播を妨げることで浮き部表面に熱溜まりが生じ、 浮き部直上の表面温度は、健全部より高温を示すことになります。
●特徴(character)
1.離れた場所から調査可能で、高所作業設備が不要となる。
2.現地の調査時間が短縮できる。
3.「1.」、「2.」のことからコストダウンにつながる。
家屋調査
建築工事等に際し、その工事に起因すると思われる損傷、変動等の有無を確認するための家屋及びそれに付随する構築物の事前・事後の調査です。
1.外壁・内壁のひび割れ、隙間、破損、欠損 等
2.内外部のタイル部分の損傷状況
3.柱、床、敷居の傾斜測定
4.車庫などの土間、ブロック塀などの損傷状況
5.基礎部分の状況
6.屋根の状況
7.精密レベル機器による不同沈下に備えての水準測量
8.その他必要と認められるもの。
安全な街づくりをする為の調査~遵法性の確認~
●建築物等の定期報告
全建築基準法第12条で義務付けられております定期報告調査を、資格者が行います。
建物の違法性や劣化等が引き越こす災害を未然に防ぎます。
●耐震診断に必要な現地調査
耐震診断に必要なコンクリート強度調査や図面の復元等の現地調査を行います。
1.コンクリート強度調査
強度試験に必要なテストピースをコアリングで採取します。コアリングに伴う鉄筋探査から復旧塗装まで一貫した業務が可能です。試験(圧縮強度試験・中性化試験)は、登録試験場で行いその結果を取りまとめ報告書をご提出致します。
2.不同沈下調査
測量技術を活かした地盤や建物のレベル・倒れ計測を行います。
3.構造図の復元
紛失した構造図の復元をします。本業務においては、現地調査のマンパワーが不可欠です。建物の計測に必要な多種に渡る業務を、一括管理で行います。